<   2013年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧   

これからの古地図散歩「駒込・本郷」&「用心棒日月抄」   

28日(土曜日)は、古地図散歩「駒込・本郷を歩く」です!!
明日27日(金)まで参加受け付け中! 現在10名さまほどになっています。

昔は畑・百姓地や植木屋ばかりだった田端から、歴史あるお寺の数多く
残る駒込界隈、武家地の本郷を経て、江戸最大の行楽地・上野まで、
古地図に残る名所をたどりながら歩きます。

ご参加お待ちしてまーす(^^)

詳細は、前の記事をご覧ください。
↑リンク先の記事は、前半が今後の古地図散歩のスケジュール、
 後半が28日の詳細です。

それから、次回の古地図散歩も2週間後に迫ってきてしまいました!!

10月14日(月・祝日)は、「藤沢周平『用心棒日月抄』を歩く!」第2弾です。
主人公・青江又八郎の自宅や、口入れ屋・相模屋のあったとされる場所を
めぐった4月の第1回に続き、今回も物語に出てくる場所を訪ねます。

10月14日
集合 : 10:00 東京メトロ茅場町駅東改札外
    (日比谷線中目黒方面ホーム直結の改札口・3、4a、4b出口の下)

解散 : 17:00ごろ 神保町町駅周辺
※ 解散場所が淡路町から神保町駅に変更になりました。

参加費 : 2000円(途中の飲食代、交通費は別途ご用意ください。)

コース :
茅場町駅 → 細谷源太夫の家 → 日本橋 → 駿河町跡 → 左内町跡 →
坂本町跡 → 海賊橋跡 → 蜂須賀家上屋敷跡 →
柳沢吉保上屋敷跡・小笠原長重上屋敷跡 → 神田橋 → 護持院跡 →
神保町駅

ガイド : 岡本永義氏 ブログ

コース等、詳細は岡本氏のブログもご参照ください。


なお、資料は古地図と現代地図を並べたものを用意しています。
特に改めて古地図などをご用意いただかなくても「ぜんぜんおっけー♪(^^)」ですが、
ご愛用の古地図などがあればよりいっそうお楽しみただけるかと思われます。
スマートフォンをお持ちの方は、古地図アプリをダウンロードしておいていただくと楽しいかと♪

また、4月に続き、「用心棒日月抄」の物語に沿ったコースを歩きます。
小説をお読みいただいてからご参加いただくことをお勧めします!
(新潮社から文庫本でも出ています)
今回のポイントは、2話と5話に出てきます。読みやすい文体の連作短編なので、
通して読めば一層お楽しみいただけると思います♪


ご注意です。

・ 外での待ち合わせとなりますので、前日までに参加表明をお願いいたします。
  お電話、メールの他、このブログやツイッターへのコメントでも、モチロン直接ご来店
  いただいてでもOKです!
  電話:03-6382-7371(散歩かふぇ ちゃらぽこ) ※営業時間外はつながりません。
  メール:charapocosanpo-pachira@yahoo.co.jp

・ 参加費は2000円です。資料・ガイド代を含みます。
  交通費、途中の飲食代は別途ご用意ください。
  参加費は、当日集合時にお願いします。

・ 昼食は1000円程度のお食事を予定しています。

・ 寄り道を含め8キロほどのコースです。
  のんびりペースなので、普段それほど歩き慣れていない方でもお気軽に
  ご参加いただけますが、歩きやすい靴と服装でご参加ください。

・ 小雨決行いたします。状況に応じて雨具をご持参ください。
  1日中大雨が予想される場合などは、中止または一部コースを変更いたします。
  ブログやツイッターでお知らせする他、参加者の皆さんには個別にご連絡いたします。

・ 歩きたばこ、歩きながらの飲酒はご遠慮願います。
  マナーを守って楽しい散歩会にしましょう!!





[PR]

by osanpocafe | 2013-09-27 01:19 | お知らせ・イベント案内

ちゃらぽこ散歩会「品川みちを歩く!」   

ちゃらぽこ散歩会、夏の間お休みをいただいていましたが、そろそろだいぶ涼しくなってきましたので、秋の部が無事に開催できそうです(^^)
お待たせいたしました~(^^)

10月、11月、12月の3回企画で、古道「品川みち」を歩きます。
品川みちは、品川と府中をつなぐ30キロほどの道。府中に武蔵の国の国府があった律令時代、国府に送られる物資は海路で品川の港に着き、そこから府中に運ばれていたそうですが、その頃から続く歴史のある道です。
と言っても、詳しいルートが残る史料は少なく、道筋の断定できないちょっとミステリアスな古道でもあります(^^;

ルートや見どころに関しては、夏休みの日記「品川みちを歩く」の記事をご参照ください。

ちゃらぽこ散歩会では、以下の日程で品川まで通して歩きます。

10月6日(日) 府中(大国魂神社)~狛江駅
11月10日(日) 狛江駅~田園調布駅
12月8日(日) 田園調布駅~北品川駅

※ 2回目のゴール、3回目のスタートは、若干変更になる可能性もあります。

3回通してのご参加はもちろん、どれか1、2回だけのご参加も大歓迎です。
たくさんの方のご参加お待ちしてます!!(^^)

まずは第1回めの「府中~狛江」のご案内です。

日時 : 10月6日(日)
集合 : 9:30 京王線・府中駅改札外
解散 : 16:30ごろ 小田急線・狛江駅付近

参加費 :1200円 (交通費、途中の飲食代は別途ご用意ください)

コース (予定):
府中駅 → 大国魂神社 → 東府中 → ほぼ京王線に沿う形で国領駅周辺へ
→ 京王線と分かれ住宅街 → 山谷庚申塔 → 狛江駅

大国魂神社スタート後は、コース上にあまり観光ポイントはありません。
今回はひたすら品川みちを歩く感じになります。
古道の痕跡を探りつつ、道筋そのものをお楽しみください!

f0230467_2347427.jpg


ご注意です。

・ 前日までに参加表明をお願いいたします。
  このブログやツイッターへのコメントでもOKです!
  メール:charapocosanpo-pachira@yahoo.co.jp(暫定メールアドレス)

・ 参加費は1200円です。
  交通費、途中の飲食代は別途ご用意ください。
  参加費は、当日集合時にお願いします。

・ 昼食は1000円程度のお食事を予定しています。

・ 10キロほど歩きます。のんびりペースなので、普段それほど
  歩き慣れていない方でもお気軽にご参加いただけますが、
  歩きやすい靴と服装でご参加ください。

・ 小雨決行いたします。状況に応じて雨具をご持参ください。

  1日中大雨が予想される場合などは、中止いたします。
  ブログやツイッターでお知らせする他、参加者の皆さんには個別にご連絡いたします。

・ 季節がら、晴れればかなり暑くなります。
  天気予報を確認の上、飲み物、日焼け止めなど各自ご用意ください。

・ 途中にコンビニなどはありますが、住宅街を歩く区間が多いので、
  それほど多くはありません。
  また、建物の中で休憩できる場所もあまりありませんので、ご注意ください。
  (必要な場合はルートからそれほど離れていないコンビニ等に寄りますので、
  お気軽に声をおかけください。)

・ 歩きたばこ、歩きながらの飲酒はご遠慮願います。
  マナーを守って楽しい散歩会にしましょう!!
[PR]

by osanpocafe | 2013-09-18 23:46 | お知らせ・イベント案内

21日(土)歴史講座&地ビールの会   

9月21日(土曜日)は、歴史講座と地ビールの会です!!(^^)

世間士かるのさんの歴史講座は15時から。
今回のテーマはズバリ「式年遷宮」!
いよいよそろそろの、伊勢神宮の式年遷宮。
20年に一度のこの機会に、伊勢に足を運ぶもよし、東京から見守るもよし、その前に、ちょっと式年遷宮について詳しくなるもよし(^^)

内容は、かるのさんのサイトをご覧ください。
歴史講座は15時からちゃらぽこにて、参加費は1500円でワンドリンク付き。
(追加のオーダーも別途承ります)
たくさんの方のご参加お待ちしてます!(・∀・)

その後18時から、地ビールの会です。

毎年夏の恒例、各地から集めた地ビールを、ちょっとずつ飲み比べよう〜♪
という会です。
飲みながらおしゃべりしながら、ワイワイやってます。
どなた様でもご参加いただけますので、お気軽にどうぞ♪(・∀・)

富士山世界遺産登録おめでとー★:゚*☆※>o('▽'*)
ってことで、今年は富士山の周辺の地ビールを取り上げます。
今回は、ベアードビール、伊豆高原ビールなど、沼津・伊豆方面から地ビールをご用意する予定です。

3醸造所から9種類のビールを、一口ずつ飲み比べ。
「いろんなビールを少しずつ味くらべしてみたい!」
「地ビールってクセがあるから一人で一本試すのはちょっと心配
ちょっとだけ味見できたら……」
という方、ぜひぜひご参加くださいヽ(・∀・)ノ

地ビールの会は9月21日(土)午後6時くらいから。参加費は3000円(9種類のビールを一口ずつと、軽いおつまみ)です。

その他、追加オーダーは別途承ります。
※ でも毎度の傾向として、一口ずつでも種類をたくさん飲むと、けっこう酔っ払い&お腹いっぱいになりますよ〜(^д^;)

だいたい12名さまくらいの定員の予定です。
当日飛び入りでもご参加いただけますが、席が埋まってしまったらゴメンなさいなので、事前にご予約いただけると安心です(・∀・)


午後の歴史講座、夕方からの地ビールの会、どちらか片方でも、通してのご参加も大歓迎です。
お誘い合わせの上ご来ぽこくださいませ!!ヽ(・∀・)ノ
[PR]

by osanpocafe | 2013-09-14 11:05 | お知らせ・イベント案内

ちゃらぽこの夏休み その1「品川みちを歩く」   

ちゃらぽこはこの夏、例に寄って(?)長めの夏休みにしちゃってましたのですが、べつに夏バテしてぐってりしていたわけではありません。はい、モチロン!!

ちょこちょこお楽しみの自由研究をしていました~♪
そのご報告をいたします(^^)

まずは8月13日に歩いた、品川みち。

品川みちというのは、府中に国府があった時代、府中と品川の港を結んでいたという古い道です。律令時代の道ですから、現在道として残っていても正確なルートは分からず、途切れてしまっているところもあります。

ぱきらは東海道や日光街道など近世以降に成立した街道は歩いたことがありますが、史料が多く比較的ハッキリと伝わり、現在でも「〇〇街道」と認識されて多くの人が行き来しているそれらの道とは、ちょっと勝手が違うわけですね。

現在は、荻窪圭氏の「東京古道散歩」という本にルートが紹介されています。ただし全区間は掲載されていません。
府中・大国魂神社の近くにある府中市の観光協会に行くと、趣味で調べられた方が作成された地図をいただくことができます。

今回は、本といただいた地図を見ながら府中から品川までの約30キロを実際に歩いてみました。

まずスタートは、府中の大国魂神社。
この近くに「武蔵野国の国府」があり、品川の港から国府へ物資を運んだのが品川みちだと言われています。またこの道は、多摩川に沿ったルートでもあり、近世になると青梅や多摩の山中で切った木を、筏に組んで川に流して江戸まで運び、その帰り道に筏乗りが利用しました。そのことから、「筏道」とも呼ばれています。
f0230467_21232645.jpg


大国魂神社から東へ、しばらくは旧甲州街道と同じ道筋をたどりますが、東府中の駅の近くで細い道に入ります。入口にこんな案内が。
f0230467_21233146.jpg


品川みちは、府中・調布・狛江という3市を通って東京23区に入り、世田谷区・大田区・品川区と進むのですが、前半の3市はこのような道しるべを立てて品川みちをアピールしていました。

また、東府中を過ぎたところ、線路を越えた後の道筋が複雑で地図を見ていたら、自転車でやってきた近所のおじさんが「どこに行くの?」と声をかけてくれたのですが、「品川みちを歩いています!」と答えたところ、「この道がそうだよ~、これはすごく古い道なんだよ~」と教えてくれました。

今となってはハッキリ分からない古道と言っても、地元の人には認識されていたりするんですね~(^^)

さてさて、線路を越えた先、道筋はこんな感じ。
f0230467_2123359.jpg


ハイ! 住宅街の細ーい道です。これが1000年の歴史のある道なんだよーと言われても、ピンと来ないかもしれませんね。(知らずに住んでいてある日突然分かったら、ビックリするだろうなぁ)

道幅は広くなったり狭くなったりしますが、こんなヒッソリとした住宅街の道がしばらく続きます。
ここが五街道を始め近世の道と違うとこかな、と思ったのは、完全な住宅街の細道となっていて、車通りが少ないところです。

近世の道路だと、まずは大幅に拡張された幹線道路となっていて、風情の残っていない道筋が多いんですよね。
また、少しずれて別の場所に新しい道やバイパスができ旧道となっても、幹線道路の抜け道として利用され、けっこうな量の車が通ります。近代に入ってから新道ができるまでの間に、微妙に拡張されている部分が多のですが、片側一車線・歩道なしと言ったように現代の幹線道路ほどの広さはなく、それでいてなまじ道が悪くなく幹線道路ほど混雑しないもんだから、車はわりとスピードを出して通るので、歩くのが大変な道が多いのです。

品川みちは、このような住宅街の道に入ったり、中盤以降は世田谷道や環八通り、中原街道などの通りに重なったりしながら進みます。地図で見た感じ、大通り以外は歩道もないくらい狭いことが予想され、前述のような、車をかわしながら進まなければならないような道を想像していたので、意外と歩きやすく快適でした。

ただし! 8月半ばのこととて、さすがに暑いので、水分チャージしながら行きますね♪
今年のお気に入りは、アクエリアスのミント味。ひんやりして美味しいのですが、冷凍ペットが出ていないのがネックで結局夏の間を通して数回しか飲まなかったんですけどね(^^;
f0230467_21233883.jpg


ハイ、アクエリアスをぐびぐび飲みながら先に進みます。
前にも触れましたが、府中・調布・狛江の市部は品川みちの表示を出しています。
市によってプレートのデザインはまちまち。「品川街道」とも「品川道」とも呼ばれていて、統一性はありません。こちらは狛江市の案内板。
f0230467_21234180.jpg


古い道だけあって道端には石造物が多く、素敵な庚申塔もあります。

こちらは狛江市の山谷庚申塔。右は宝永元年(1704)のものというので、300年前のもの。左は文化元年(1804)でこちらも200年前のもの。
f0230467_21234657.jpg


屋根つきのお堂ができたのは20年前とのことですが、きれいに残っています。

世田谷区に入ると、道は徐々に多摩川との距離を狭めていきます。
出ました! 道沿いにあるマンションの名前が、「シティハイム イカダ」!!
f0230467_21235451.jpg


たぶん筏道からとった「イカダ」でしょう!!
古くからの通りの通称を意識してつけた名前なのです。嬉しいなぁこういうの♪
(住んでいる人はなんでか知っているのかなぁ。オーナーさんはどうしてこの名前を付けたのかなぁ。)

さてさて、もう少し東へ。野川を渡り、さらに仙川を越えるとすぐ、道の脇に小さな流れが姿を表します。多摩川に流れ込む、丸子川という小さな川です。
六郷用水という用水路の一部で、江戸時代初めに小泉次大夫が指揮して開削をしたことから「次大夫堀」とも呼ばれているもの。それ自体を歩いても楽しそうな流れなのですが、ここで!!

なんと、品川みちは、大山みちと交差します!!
f0230467_21241191.jpg


大山道は、赤坂御門から始まり伊勢原市の大山山頂を目指す、大山参りの道です。現在の国道246号線に重なるルートですが、旧道部分が多いです。
歩こう歩こうと思いつつ、ぱきらは昨年11月に1回(20キロ弱)だけ歩いてそれっきりになっているのですが、ここはまさにその1回目で歩いた区間。
これが大山みちです。写真の奥の方から歩いて来て、この橋を渡って南下しました。
f0230467_21241358.jpg


まぁ、ルートを考えたら交差するのは当たり前なんですけどね(^^;
予期していなかったので(下調べが甘いのです!)、一人でかなり盛り上がりました。
こういう「以前に来たことのある場所との予期せぬ交差」みたいなのも、街道歩きや散歩の楽しみのひとつですよね。「なんか来たことあるな、ここ……」なんて。

さてさて先に進みましょう。現在の大山街道・国道246の大通りを越えた後も、道は相変わらず次大夫堀こと丸子川に沿って東へ進みます。
f0230467_21241524.jpg


するとここで、もうひとつの「なんか来たことある」ポイント登場!!
この狛羊??見覚えがあります!!
f0230467_21241844.jpg


ここは善養寺というお寺です。来たことある!と思ったのは、ちょうど2年前、2011年9月のちゃらぽこ散歩会。等々力渓谷を歩いたときに、このナゾの石造物のちりばめられたフシギ空間に立ち寄ったんですよね。参加された方、覚えてます? ぱきら、ここ忘れられないんですけど……。

丸子川の名前を聞いたときから「もしかして、あの辺を通るんじゃ…」と思っていたのですが、実はこの品川みちは、等々力渓谷の最南端を掠めるルート。2年前の散歩会で、等々力渓谷を出た後の古墳散策で通った道、あれが品川みちだったのですね~!!
(あれはキツかった……9月の残暑の中、等々力渓谷は気持ちよかったものの、そのあとのアップダウンの激しい古墳めぐり……。あの道でしたか~。)

でも、あの2年前の散歩会(たしか第6回目)は、突然参加者が増えた散歩会としても印象に残っています。それまで6、7人で歩いていたのが、突然16人というなかなかの大所帯になったんですよね。
大手の散歩団体さんから見ればかわいいものでしょうけれど、それでも狭い道を一列に連なって歩く散歩会メンバーを見て、「わぁわぁいっぱいいる~!!」と思ったものでした。

なんて個人的な感慨にも浸りつつ、そのうち丸子川ともお別れ。道は直角に近い角度で曲がり、宇佐八幡神社と古墳の脇を通る「寮の坂」という古い坂道を上って環八通りに出ます。田園調布を過ぎたところで環八と分かれ、幅細めの都道を経て中原街道へ。
ここらへんは、大通りの区間が続きます。
f0230467_21241971.jpg


環八通りはもちろん戦後に造られた新しい通りですが、部分部分で古くからの道を利用しています。このあたりは古地図アプリなどを見ながら歩いても面白い区間です。

洗足池を過ぎると、品川みちは北東へ向かう中原街道と離れ、真東に一直線に伸びる細い商店街に入っていきます。東急池上線の長原駅に続く小さな商店街ですが、これも古くからある道なんだろうなと思われるポイント。
f0230467_21242241.jpg


小さな、でも長い商店街を進んでいくと、四つ角にこんな古い道標がありました。
天保2年(1831)、「品川みちと、中原街道と池上道を結ぶ通称中通との交差点」と説明板にあります。
f0230467_21242639.jpg


市部では表示が(現代のものですが)出ていましたが、23区に入ってから「品川みち」の文字をほとんど見ていなかったので、これは嬉しかったです!
繰り返しますが、近世の道と違って確たる証拠はなく歩いています。(あ、地図を作った方や出版物を疑うわけではないんですけど、道標みたいなのもなかなかないですからね)
なので、ときどき出てくる旧道っぽいものや、その道の名前の書いてある道標なんかが出てくると、いつもより一層嬉しいです。

西大井の駅に着いたところで、この日はそろそろ夕方。あと少しでゴールではありますが、自宅で所用があり帰らなければならない時間となりましたので、続きは後日にします。


で、残りの3キロくらいの道を歩いたのが3日後。


西大井の駅を過ぎると道はいったん広くなり、大井三ツ又という、とても三ツ又くらいでは収まらないであろう、六分岐くらいしている大きな交差点に出ます。モチロン(?)ここで狭い商店街に入っていくのが旧道。
そこにはやっぱりほら、ひっそりと地蔵堂が。「三又地蔵尊」と呼ばれていますが、本当は十一面観音なんだそうです。
f0230467_21243134.jpg


え~っと、見ていたら、これまた地元の人が通りすがりまして、「写真撮りたいの? ホントはダメなんだけど、まぁ……いいよ」と……。どうしたらいいのか分からないので、一応、観音様の写真ナシです……m(_ _)m

商店街の細道は途中で途切れ、線路に分断されてしまうのですが、その広~い線路の踏切が、これまたその名も「品川道踏切」。
f0230467_21243463.jpg


そのまま広い通りを北東へ。仙台坂を過ぎて青物横丁駅付近で京急の線路を渡ると、道は東海道に出ます。手持ちの地図では、道はこのまま東海道を北上して北品川付近まで行き、なんとなくそのあたりが港ってことで終わっています。

そろそろゴールを検討するころになってきました。
品川みち、府中国府と品川港を結ぶ道とはいうものの、港はそこそこ広いでしょうし、このあたりは旧東海道よりも東はもともと全部海だった場所だし。ポイント特定しにくいなぁ……。

候補は東海道と交差する目黒川沿い、東海道から少しだけ入った場所にある荏原神社。
f0230467_21243862.jpg


「府中から品川」というルートを聞いたときに、まず思い浮かんだのは大国魂神社のくらやみ祭りです。くらやみ祭りでは、神職の人や役員さんが府中から品川に赴き、品川沖に出て、手や口を海水で清め、汐水を樽に入れて大國魂神社に持ち帰るそうです。
その時に寄るというのが、ここ、荏原神社です。(かつてはこの辺りが海岸沿いだったので。)
最初はそのルートが品川みちとして残っているんじゃないか、それで大国魂神社から荏原神社のルートを特定できるんじゃないかと思ったのですが、府中の観光協会のお話では現在は車で最短ルートを通って行くので、ルートは交通事情によって変わり昔の道筋は残されてはいないとか(^^;

どうやら品川みち=くらやみ祭りではないようです。

そのままもう少しぷらぷら歩いて北上し、北品川近くへ。
そうだ、このあたりに昔の海岸の石垣が残ってるって、前に東海道散歩会で教わった!!
そこをゴールにしようかと思ったのですが、石垣は工事中で見えず(^^;

それらしきところを探し、あともうちょっとでゴール……のおあずけをくらいつつ真夏の炎天下を探検。
よしここで、と思ったのは利田神社付近。ここは江戸時代の地図では「利田(かがた)新田」という入江に囲まれた半島のような部分で、神社の場所は手持ちの古地図アプリでも「利田弁財天」と書いてあります。

でもって、近くには海っぽいクジラさんが……。
f0230467_21243992.jpg


そんなこんなで、かなり強引にゴールしました~!

品川みち(推定)30キロ、なかなかに良い道でした。
実は「散歩会でみんなで歩くのにどうかな~ダメかな~」と思い、その調査でてってけ歩いてました。前にも書いた通り、道が狭そうなので散歩会の15人とか20人とかの団体で歩ける道かどうか……と思ったのですが、思いのほか歩きやすい道でしたので、いけそうです(^^)

なお、この後、品川の街道文庫さんへ。ご主人が品川みちにも詳しいと思って、ルートの相談に行ったところ、ご主人いわく、ぱきらが歩いてきた道は品川みちと言われている道筋の一つではあるけれど、唯一確実な品川みちなのかどうかは確証はなし。(というか、どちらかといえば否定的。)
当時の道は残っていないし、古くから使われていた道で品川に続く道を品川みちと言うなら、その一つではあるかもしれない。

すなわち!

「品川みちという道はないし、逆に言えばすべての道が品川みちと言える!!」と、哲学的な結論に至り、ぱきらの夏休みの自由研究の第1弾、品川みち歩きはこれにて(やっぱり強引に)終了しまーす(^^)

長文をお読みいただいたみなさま、ありがとうございました。
次もぱきらの自由研究を、たぶん……おそらく……そのうち書きます~。


[PR]

by osanpocafe | 2013-09-08 02:19 | 店主ぱきらのお散歩日記

古地図散歩会・秋~冬の回のお知らせ!   

お待たせいたしました! 9月から、古地図散歩会が復活しまーす!
だいたい月に1回程度のペースで開催予定です。

ひとまず日時と場所だけざっくりお知らせします。
それぞれ予定です。変更の可能性もありますので、ご了承ください。

9月28日(土)駒込・本郷を歩く
10月14日(月・祝日) 用心棒日月抄を歩く・その2
11月23日(土・祝日) 目黒~白金を歩く
12月15日(日) 用心棒日月抄を歩く・その3
2014年
1月25日(土) 忠臣蔵・赤穂浪士の引き上げルートを歩く
2月22日(土) 半蔵門~新宿を歩く

各回、だいたい9時半から10時ごろに集合、17時ごろ解散の予定です。
参加費は2000円程度で、昼食代・交通費は別途ご用意ください。

それぞれ集合場所、コースその他の詳細は、改めてお知らせいたします。
内容が変更になる可能性もありますが、1か月前くらいには
確定し、ご案内します(^^)



なお、定例の第2日曜日の散歩会、最終水曜日の平日散歩会については、
10月から再開いたします! こちらは後日お知らせしますが、
10月の散歩会は第2日曜日が3連休の中日になるため、第1日曜日の
6日に振り替えます!! ご注意ください~。

それから、それに加えてさらに新しいテーマでの散歩会を企画中♪
こちらもまた、近日中に改めてご案内いたしまーす!!



さてさて! さっそくですが、

9月28日は駒込・本郷を歩く。

昔は畑・百姓地や植木屋ばかりだった田端から、歴史あるお寺の数多く
残る駒込界隈、武家地の本郷を経て、江戸最大の行楽地・上野まで、
古地図に残る名所をたどりながら歩きます。

9月28日(土)
集合 : 10:00 JR山手線・田端駅
解散 : 17:00ごろ JR山手線他・上野駅

参加費 : 2000円(途中の飲食代、交通費は別途ご用意ください。)

コース(予定):
田端駅 → 赤紙不動 → 与楽寺(灯籠の庚申塔)→ 天祖神社(隣が鷹匠屋敷)
→ 蓮光寺(最上徳内墓)→ 高林寺(緒方洪庵墓)→ 養源寺(稲葉正勝墓)→
栄松寺(松本幸四郎墓)→ 目赤不動 → ほうろく地蔵 → 八百屋お七墓 →
一里塚跡 → 暗闇坂 → 弁慶鏡ヶ井戸 → 不忍池 → 上野駅

ガイド : 岡本永義氏 ブログ

なお、資料は古地図と現代地図を並べたものを用意しています。
特に改めて古地図などをご用意いただかなくても「ぜんぜんおっけー♪(^^)」ですが、
ご愛用の古地図などがあればよりいっそうお楽しみただけるかと思われます。
スマートフォンをお持ちの方は、古地図アプリをダウンロードしておいていただくと楽しいかと♪


ご注意です。

・ 外での待ち合わせとなりますので、前日までに参加表明をお願いいたします。
  お電話、メールの他、このブログやツイッターへのコメントでも、モチロン直接ご来店
  いただいてでもOKです!
  電話:03-6382-7371(散歩かふぇ ちゃらぽこ) ※営業時間外はつながりません。
  メール:charapocosanpo-pachira@yahoo.co.jp

・ 参加費は2000円です。資料・ガイド代を含みます。
  交通費、途中の飲食代は別途ご用意ください。
  参加費は、当日集合時にお願いします。

・ 昼食は1000円程度のお食事を予定しています。

・ 寄り道を含め8キロほどのコースです。
  のんびりペースなので、普段それほど歩き慣れていない方でもお気軽に
  ご参加いただけますが、歩きやすい靴と服装でご参加ください。

・ 小雨決行いたします。状況に応じて雨具をご持参ください。
  1日中大雨が予想される場合などは、中止または一部コースを変更いたします。
  ブログやツイッターでお知らせする他、参加者の皆さんには個別にご連絡いたします。

・ 歩きたばこ、歩きながらの飲酒はご遠慮願います。
  マナーを守って楽しい散歩会にしましょう!!



[PR]

by osanpocafe | 2013-09-03 00:29 | お知らせ・イベント案内