荒川の始まりを見に行こう!!
2013年 07月 05日
荒川は、埼玉・山梨・長野が境を接する甲武信ヶ岳に端を発し、奥秩父山塊から湧き出る
水を集めながら川となり、埼玉、東京を通って東京湾に流れ込む、約170キロの
一級河川です。
奥秩父の山地から関東平野を通って江戸に流れ込む大河として古くから水運に
利用される一方で、蛇行する流れはたびたび氾濫を繰り返し、江戸期から幾度かの
瀬替えが行われてきました。
現在の荒川下流は、大正から昭和初期にかけての大工事で開削された人口の流れで、
それ以前の流域は隅田川として残っています。
さてさて、その荒川の源流。
最初の一滴は、前述の通り甲武信ヶ岳から流れ出すのですが、それは本格的な
登山になってしまうので、なかなか軽い気持ち&装備では行けません(^^;
が、甲武信ヶ岳から湧き出した流れが周囲からの水を集め、「荒川」となる、
その起点は奥秩父・入川渓谷にあるんです。
目指すは秩父鉄道、三峰口。
素敵な構えのこの駅、池袋から西武池袋線→西武秩父線と乗り継いで、特急で
1時間半ほどの西武秩父駅からさらに秩父鉄道に乗って……
秩父の街や三峰神社の誘惑もありますが、ここはスルーしてですね……(><)
三峰口の駅からさらにバスで40分。
その名も「川又」というバス停でバスを降ります。
バスのルートを国道140号線が走っています。これは秩父往還という古い街道。
このあたりは荒川に沿っているので、バスを降りてすぐに荒川を望むことができます。
が、こんなんで満足しなーい! 目指すは荒川の起点です!!
ここからさかのぼること7キロほど。荒川の始まりを見に行くんです!!
車道と分かれ、渓谷の方に入っていきます。こんな感じの道です。
うん、人がいないとか、熊が出るらしいとか、ちょいちょい虫が飛んでるとか、そういう
ことを気にしなければ、とっても気持ちのいい林の小道。
キャンプ場や釣り場があったり、車も通るのでそれほどの孤独感はないのですが……
「車両進入禁止」の地帯に入り、「ここから先は何があっても責任は負いません」的な
注意書きのエリアに突入すると。
巨岩が出現したり……
実際、落石しました……?だったり……(・・;
あ! トロッコ列車の線路の跡!!
……脱線してるし~(;_;)
ドキドキドキドキ……
熊鈴付けて、みんなでワイワイおしゃべりしながら行けば楽しいんでしょう
けどね……一人だったので、怖くて足早に進んでしまいました……(^^;
それでも森林と清流の道は楽しいものです。
怖くて足が速まる一方で、魅力的な景色も目に入り、ちょっと近寄ってみたり
カメラを向けてみたり、こ、怖いんだけど……でも楽しい……!!(^^;
そんなこんなで荒川を起点目指してさかのぼっているわけですが、そうしている
間にも左右から注ぎ込む小さな流れ。170キロ分の7キロほどの間に、
水の湧き出す場所には幾度となく出会います。
歩いている道の右手の斜面から、ちょろちょろと染み出して…。
渓谷の中を行くせせらぎが、こうして周囲の水を集めながら、最後には大河川と
なって東京湾に流れ込むわけですねぇ~。その一番最初の部分を見ているわけです!
ちなみに水はこんな感じ。歩いた日は、たまに日が差す程度の曇り空でしたが、
それでも川底はバスクリンの色~♪ 川面がお日様の光を反射して
岩や倒木に光がチラチラ映っているのがきれいでした。
それにしたって、けっこうさかのぼっているけど、なかなか着かないなぁ……
まだかなぁ、まだかなぁ、は! もしかして通り過ぎてないよね……!?
え、待って、(今来た道を回想して……)、ここまででそれらしいポイントあったかな、
川が合流するところなわけですよね、小さな流れが何回か注ぎ込んでいたけど、
まさかアレじゃ……いやあんなに小さなはずはない、もっと分かりやすいはず、
見落とすはずは……いやいやでもでも待って~~~!!
……と小さなパニックでちょっと泣きそうになったころに、その碑が現れました!!!
一級河川荒川起点!!!
着きました~~~!!
あぁここが、荒川の起点なのですね。関東平野を横切って、東京湾に注ぐ荒川。
長瀞の荒波に揉まれ……(って変か……)、ときに中山道と並走し、悠々とした流れ
で平野を渡り、隅田川を分かれ、土手と河川敷に挟まれた広い流れとなって
海に着く、荒川……。、その始まりが、この山奥の渓谷の、小さな、けれども力強い
流れなのですね。
これ、左右から来る二つの川が合わさって、荒川が始まるところ。
写真の左手に行くのが、始まったばかりの荒川です!!
う~ん、なんだか感動するなぁ。
ここから170キロ、ちゃんと流れをたどりたい!!
でも、これがまず最初の7キロです。
同じ道を引き返して川又のバス停に戻り、三峰口から電車に乗ったのですが、
その間じゅうずっと、これから流れていく荒川の流域を想像してワクワクが続いていたのでした。
……と、そんな感じの「荒川源流を見に行く」ちゃらぽこ散歩会!は、7月14日(日)に
開催です!! こんな感じでそんな感じですから、一人で行くにはちょっと敷居が高くて
心細いところであったりします。熊も出ます。出るんじゃないかなと思います。ウワサです。
なので~! 一緒に行きませんか!?
概要はこのブログのちょっと前の記事でご案内していますが、待ち合わせ場所等に
微調整がある予定です。1、2日中に詳細を発表いたしますので、しばしお待ちください~(^^;
川好きな方、これから荒川を歩こうかな~と思ってらっしゃる方には、とくにおススメの企画です。
たくさんの方のご参加お待ちしてまーす!!
水を集めながら川となり、埼玉、東京を通って東京湾に流れ込む、約170キロの
一級河川です。
奥秩父の山地から関東平野を通って江戸に流れ込む大河として古くから水運に
利用される一方で、蛇行する流れはたびたび氾濫を繰り返し、江戸期から幾度かの
瀬替えが行われてきました。
現在の荒川下流は、大正から昭和初期にかけての大工事で開削された人口の流れで、
それ以前の流域は隅田川として残っています。
さてさて、その荒川の源流。
最初の一滴は、前述の通り甲武信ヶ岳から流れ出すのですが、それは本格的な
登山になってしまうので、なかなか軽い気持ち&装備では行けません(^^;
が、甲武信ヶ岳から湧き出した流れが周囲からの水を集め、「荒川」となる、
その起点は奥秩父・入川渓谷にあるんです。
目指すは秩父鉄道、三峰口。
素敵な構えのこの駅、池袋から西武池袋線→西武秩父線と乗り継いで、特急で
1時間半ほどの西武秩父駅からさらに秩父鉄道に乗って……
秩父の街や三峰神社の誘惑もありますが、ここはスルーしてですね……(><)
三峰口の駅からさらにバスで40分。
その名も「川又」というバス停でバスを降ります。
バスのルートを国道140号線が走っています。これは秩父往還という古い街道。
このあたりは荒川に沿っているので、バスを降りてすぐに荒川を望むことができます。
が、こんなんで満足しなーい! 目指すは荒川の起点です!!
ここからさかのぼること7キロほど。荒川の始まりを見に行くんです!!
車道と分かれ、渓谷の方に入っていきます。こんな感じの道です。
うん、人がいないとか、熊が出るらしいとか、ちょいちょい虫が飛んでるとか、そういう
ことを気にしなければ、とっても気持ちのいい林の小道。
キャンプ場や釣り場があったり、車も通るのでそれほどの孤独感はないのですが……
「車両進入禁止」の地帯に入り、「ここから先は何があっても責任は負いません」的な
注意書きのエリアに突入すると。
巨岩が出現したり……
実際、落石しました……?だったり……(・・;
あ! トロッコ列車の線路の跡!!
……脱線してるし~(;_;)
ドキドキドキドキ……
熊鈴付けて、みんなでワイワイおしゃべりしながら行けば楽しいんでしょう
けどね……一人だったので、怖くて足早に進んでしまいました……(^^;
それでも森林と清流の道は楽しいものです。
怖くて足が速まる一方で、魅力的な景色も目に入り、ちょっと近寄ってみたり
カメラを向けてみたり、こ、怖いんだけど……でも楽しい……!!(^^;
そんなこんなで荒川を起点目指してさかのぼっているわけですが、そうしている
間にも左右から注ぎ込む小さな流れ。170キロ分の7キロほどの間に、
水の湧き出す場所には幾度となく出会います。
歩いている道の右手の斜面から、ちょろちょろと染み出して…。
渓谷の中を行くせせらぎが、こうして周囲の水を集めながら、最後には大河川と
なって東京湾に流れ込むわけですねぇ~。その一番最初の部分を見ているわけです!
ちなみに水はこんな感じ。歩いた日は、たまに日が差す程度の曇り空でしたが、
それでも川底はバスクリンの色~♪ 川面がお日様の光を反射して
岩や倒木に光がチラチラ映っているのがきれいでした。
それにしたって、けっこうさかのぼっているけど、なかなか着かないなぁ……
まだかなぁ、まだかなぁ、は! もしかして通り過ぎてないよね……!?
え、待って、(今来た道を回想して……)、ここまででそれらしいポイントあったかな、
川が合流するところなわけですよね、小さな流れが何回か注ぎ込んでいたけど、
まさかアレじゃ……いやあんなに小さなはずはない、もっと分かりやすいはず、
見落とすはずは……いやいやでもでも待って~~~!!
……と小さなパニックでちょっと泣きそうになったころに、その碑が現れました!!!
一級河川荒川起点!!!
着きました~~~!!
あぁここが、荒川の起点なのですね。関東平野を横切って、東京湾に注ぐ荒川。
長瀞の荒波に揉まれ……(って変か……)、ときに中山道と並走し、悠々とした流れ
で平野を渡り、隅田川を分かれ、土手と河川敷に挟まれた広い流れとなって
海に着く、荒川……。、その始まりが、この山奥の渓谷の、小さな、けれども力強い
流れなのですね。
これ、左右から来る二つの川が合わさって、荒川が始まるところ。
写真の左手に行くのが、始まったばかりの荒川です!!
う~ん、なんだか感動するなぁ。
ここから170キロ、ちゃんと流れをたどりたい!!
でも、これがまず最初の7キロです。
同じ道を引き返して川又のバス停に戻り、三峰口から電車に乗ったのですが、
その間じゅうずっと、これから流れていく荒川の流域を想像してワクワクが続いていたのでした。
……と、そんな感じの「荒川源流を見に行く」ちゃらぽこ散歩会!は、7月14日(日)に
開催です!! こんな感じでそんな感じですから、一人で行くにはちょっと敷居が高くて
心細いところであったりします。熊も出ます。出るんじゃないかなと思います。ウワサです。
なので~! 一緒に行きませんか!?
概要はこのブログのちょっと前の記事でご案内していますが、待ち合わせ場所等に
微調整がある予定です。1、2日中に詳細を発表いたしますので、しばしお待ちください~(^^;
川好きな方、これから荒川を歩こうかな~と思ってらっしゃる方には、とくにおススメの企画です。
たくさんの方のご参加お待ちしてまーす!!
by osanpocafe | 2013-07-05 00:49 | お知らせ・イベント案内